セガサミー社長宅ガラス割り。
セガサミーの里見氏宅がガラス割された。
この件で三名の組員が逮捕されたという。
組員のひとりは山健組。
さて、
「ガラス割」という行為はヤクザのピンポンダッシュで
いたずらではない。
組員が他団体の事務所玄関に拳銃弾を撃ち込む。
これも「ガラス割」ですが、抗争事件の前触れで、
宣戦布告のようなこと。ここでトラブルが終わればいいことです。
セガ会長自宅に「ガラス割」を暴力団がするには、
動機と計算がある。
行為としては請求書です。
民事事件で裁判所に行けない請求権はあります。
この山健組「ガラス割」が、本人の請求権に基づくものとは
考えにくい。
業界の行動原理から言えば、山健組組長格を代理人として、
背後に里見氏に請求権行使をした人がいると考えるべきです。
ではいかなる請求権でしょうか。
セガサミーを上場するときに、資金ローンダリングをせねばならなかった。
その理由はこれこれ。当事者はだれだれと聞いたことがある。
つまり、帳簿にやくざオリジンの勘定科目があると上場できない。
(某港湾運輸関係会社のように)
その処理がきちんとなされていないと、こういう「ガラス割」行為はあり得る。
この事件は、山健組関係の粗忽な事件で終わるでしょう。
だが、その根が切られなければ、問題は延々と続く。
A,B,Cが共謀して何かした。B,Cが裁判所に行けないから、山健組法律事務所に行く。
山健逮捕。表世界では終わります。
B,Cが実はこうだと事実を表明したら、表世界でも…