小沢一郎と中村喜四郎
今回の衆議院選挙で、岩手で小沢一郎が当選。茨城で中村喜四郎氏が当選。くしくも目白田中角栄邸からそれぞれ小学校、高校に通った両名が当選している。(小沢は中学時代に田中邸に寄宿。)小沢一郎は都立受験校から東大法学部を目指すが2浪して慶大経済学部に進学。卒業後日大司法研究所で司法試験受験中に父小沢佐重喜が死亡し、衆議院に出た。ネット上で無所属を続けている中村喜四郎(父親の名を襲名)がなぜ連続当選するかを論じている人がいる。中村喜四郎は埼玉建設談合で実刑(一年)に行ったが、それでも選挙では圧倒的強さである。自民党籍なくとも二階派であり、政治姿勢は変わらない。
1 中村喜四郎氏が当選する理由は小沢一郎。茨城7区で中村喜四郎氏(無・前)が当選(17/10/23)小沢一郎も13万票を取って当選したが、日本共産党の隠れ応援がなければどうなったかわからない。共産党三万票の在る無しで、自民党側も力の入れ方が違う。この意味では、小沢一郎股肱之臣石川裕嫁と故酒中川の嫁の選挙戦は闇株新聞石川嫁の勝ち。鈴木宗男落選とか合わせて、地方には地方の政治があると感じさせられる。
2 茨城県猿島郡境町の選挙には境町のプライドがある。小沢一郎が政界に残る限り、中村喜四郎を当選させ続ける意地と誇りの境町である。埼玉談合汚職など冤罪であり、小沢に填められたと感じているのが境町有権者であり、事実そうでしょう。
3 小池百合子イメージに乗れば民主党の悪夢を払しょくできるはず。前原氏は民主党分裂などありえないと思っていたようだ。結果は「希望…