温故知新。
「温故知新」論語であります。(と思う。)漢文は、陰陽で考えるべきと昔の落語家は言った。(講談でも。)過去を顧みるは陽、その陰を考えると将来の展望らしい。全共闘世代は「反省と総括」というらしい。総括が殺しの意味になってしまったのは残念な限り。「反訓」ともいうらしいが、よくわからない。ただ、裏を読まねばダメというのが、南青山三丁目地上げでわかってきた。リクルート事件の江副も藤波孝生も執行猶予判決を得て死んでゆきました。こういう事件で無罪はないですな。さて、藤波孝生は中曽根派であって、総理に一番近いといわれていた。1988年リクルート事件が開始された。1987年には皇民党事件があったとあとからわかった。1992年東京佐川急便事件で金丸信が失脚。政治資金規正法違反で罰金。(富貴の者は市では死なず。という。)ただ世論が納得せず、検察庁に緑のペンキが撒かれ、金丸は引退。(山梨がすべてのやくざ団体にチャンネルを持つのはこの縁と思う。)その後、田中派分裂、中村喜四郎埼玉談合で実刑(冤罪カモ)。細川政権社会党政権などがあって、今に至るわけですが、日本相撲協会モンゴル八百長仲良しクラブから日大理事長まで、こういう政治のメインストリームのなかの出来事だと思う。亀井静香は鹿島建設を経て警察庁入庁そして衆議院議員になった。聞くところによれば、議員になった時、「総理を目指すからよろしく」と、高円寺に挨拶に行ったとか。たしかに人材ではあったが、総理にはなれなかった。日本大学は古賀、小沢なんであります。政治です。やくざです。
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