同情するなら金をだせ。
河野外務大臣がミャンマー訪問をするようです。ロヒンギャ問題をスーチーと語るでしょう。
1 ロヒンギャ問題は存在しない。ミャンマーにロヒンギャ問題はないと公式にミャンマー政府は言明する。カナダの首相がスーチーにロヒンギャを語っても、スーチーは無言でした。ミャンマーでロヒンギャ問題はないのです。
2 古いロヒンギャと新しいロヒンギャ。古いロヒンギャというのは植民地時代にイギリスが連れてきたイスラムの暴力装置です。これはいまミャンマーパスポートを持っている。インド系のミャンマー人もいて、イギリスが連れてきた。ハッキリ言って、ミャンマー人は嫌っています。新しいロヒンギャは、近年、西から歩いてやってくるイスラム教徒です。勝手に入ってきて、集落を作る。イラン人はアウトカーストイスラムといいます。カーストはペルシャの思想です。いまバンコクにもたくさんいる。こういう現実があって、ミャンマー的に言うと、カナダの首相の言うロヒンギャ問題はない。こういうことだと思う。
3 ロヒンギャとバングラデシュ国境問題は植民地政策の遺産。ミャンマーは国境問題も抱えている。それは相手も同じでしょう。バングラデシュとの間に、三つ島があって、いまアメリカが使っている。
4 ミャンマーにロヒンギャ問題を言ってもそれは存在しない話。スーチーの外交顧問のイスラム教徒弁護士がヤンゴン空港でインドネシアから帰ってきたとき殺された。そういうことは、ほとんど問題になっていない。マレーイスラムに国粋主義あれば、ミャンマー仏教徒にも国粋主義がある…