故人住吉会西口総裁と亀井静香、笠岡和雄、国際新聞I。

亀井静香は警察庁2課課長を辞め、衆議院議員になった時、高円寺を訪れ、「総理を目指すからよろしく」と挨拶をしたという。兵庫松浦組はどの大きな団体にも属さない組織である。それでもヤクザとしての経済プロトコルに入ってゆける。ヤクザ組織というのは、末端の構成員の仕事上のトラブルに、ヤクザ業界の解決プロトコルとルールをあたえる。破門されたヤクザというのは、半ぐれ愚連隊で関東連合の劣化版であり、末端のトラブルの時、組織の力で潰されるという事があるから、みな構成員となる。関東連合もやくざ別働疑似組織と露見したら、加藤連合や秋良連合に吸収される。神戸松浦組は組織体制構造としては山口組と同じ。そしてヤクザ社会でヤクザとして扱われる。暴力装置としての大きさでは山口組と比べることはできない。ただ、平成29年までは高円寺といわれる住吉会と親せきという関係があり、会社で言うなら、東京の大会社と親密な大阪の会社として一目置かれていた。基本的に棲み分け承認体制下で、機能を発揮する、暴力団組織である。さらに、平成29年まで会長を務めた笠岡氏は小川薫系の総会屋でもある。くわえて、右翼としても有名。このような立場であるからこそ、第一次的に芸能界のドンといわれる、バーニング周防氏の傍らで活動していたわけである。バーニングにもめごとあれば、東西の暴力団組織が出張らなくても、神戸松浦組が総会屋、右翼、そして神戸所在住吉会親せきとして、全国的に動けるわけである。この、アライアンスが崩れたのが千葉の産業廃棄物処分場計画頓挫である。実業界の資金…

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