S氏事件と籠池事件。
籠池のオッサンに接見した野党議員がいるとか。公判前の接見禁止が、過剰な人権侵害かどうかはともかく、接見禁止が付いているのに、議員なら接見できるのなら、その合理的理由はあるんでしょうか。ここらへんが、大阪的というか問題を再生産している気がする。野党も接見の結果を使う場所がないでしょう。国会で使ったら、立法権の行き過ぎでは。
東京ではS氏の刑事事件の初公判が迫っている。容疑は恐喝です。この人にも接見禁止が付いている。
1 籠池事件とS氏事件の共通性。ある意味、事件は輪切りされて作られることがあって、検察は籠池氏の行為を詐欺で断罪しているわけですが、その籠池行為全体を問題にするわけにはゆかない。8歳の時黄色い自転車を買ってくれないから、赤い自転車かっぱらったのが始まりですとなりかねない。ですから、籠池のいう事は無意識のポジショントークもあり、この人の保守志向も生活のためかもしれない。検察の起訴事実は森友学園設立ムーブメントの輪切りでしかない。だから、起訴が不当とはならない。立件するとはそういう事です。
S氏事件は背景に報道がありますが、S報道サイトは「箱」と考えるとわかりやすいと思う。NもNもFもIも利用していたと思う。SさんがTさんを恐喝するということが、普段の付き合いをみていると、理解できない。でもなにかあるんでしょう。それはSさんが否定しているなら、検察は完全に証明するしかない。
SさんとTさんの関係の全体でなくどこかで切り取っているのでしょう。
こういうことが事件の連続になる。
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