内田マイクさん手配会社経営30年以上。
聞くところによると、聞いただけですが、内田さんは、水関係ビジネスで生きていたという。つまり配膳会的仕事の意味が分かっている人と思う。配膳会というのは例えば、ホテルの結婚式で、飲食サービスをする、パートタイムの特殊技能者をスタッフに抱えて、臨時でTホテルとかHNJに送り込み、人事管理と、対価で賃金ピンハネをする仕事です。こういう構造は、女性をメインにするとコンパニオン派遣業になったりする。ここで、内田さんはある時期に、コンパニオン派遣でなく、なりすまし人材とか食い詰め士業の書士とかを派遣することを思いついた。ですから、佐々木利勝さんは前面に出し、絵図は内田さんがやる。つまり、ホテル宴会で使うにしても、Aさんは大酒のみ。いろいろTホテルではまずいわけです。日本酒の樽をひっくり返したりする。高級ホテルは客に分かりにくいエレベーターがあったりする。内田配膳手配師は、そういうホテルの格とか、宴席の細部がわかるから、ホテルも彼に頼むし、働く人もどこかで仕事を見つけてくれるから、内田さんを頼る。ですから、佐々木さんの面倒を内田さんが見るのは、人材確保です。こういう風に、いわゆる仕事をかける業界でも、そこには商品と事件をきっちり見分けられる人もいるし、逆に、内田配膳手配は、仕事の中身を予想して、手持ちの人材をセールスする。電気工事屋に材料を卸す、電材屋と同じ。倉庫に眠っている、10メートルの電線端材も売ります。その電線がどこに使われるかわかっている。佐々木利勝さんも三木サリアに使われたら、電流定格を超えた、電線み…