内田マイク氏逮捕続く.どこまで続くか。
「私が有名だからと犯人と決めつけている」以上が被告人最終意見。
その前提の検察意見は以下の通り。「同種事案と比べても組織的かつ計画的で巧妙であり、悪質性が特段に高い」とした上で、被告について「一連の過程で極めて重要な役割を果たした最上位者の1人で、巨額の利益を得た」と指摘した。
検察は事案の社会的重大性を概括的に指摘して、内田氏を詐欺の協議実行行為者ではないが、セットアップ詐欺の中心的役割を果たし、巨額報酬を得た。こう指摘しているのでして、この事件の構図を概括的ではあるが正確にとらえている。
内田マイクさんは Set Upper なのであります。55億の被害全体で断罪されていない。1億5千万は些少な金ですか。この1億5千万について、以下の報道がある。
積水ハウスが架空の取引で地面師グループに土地購入代金55億円余りをだまし取られた事件で、主導役とされ、詐欺や偽造有印公文書行使などの罪に問われた無職、内田マイク被告(66)に東京地裁は17日、「グループの中で中心的な立場にあった」として懲役12年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した。被告側は「関知していないところで準備が進んだ」と無罪を主張していたが、石田寿一裁判長は共犯者の証言などから内田被告の故意を認定。「成り済ましと知りつつ、自己の利益のために極めて重要な役割を積極的に果たし、少なくとも1億1500万円を得た」と指摘した。判決によると、2017年3~6月、東京都品川区の土地売買で所有者を装い、積水ハウスから約55億5千万円をだまし取った…