通常、シャブ屋は裏の顔であるが、それが表の顔の世界もある。
シャブが当たり前に売られている国(地域)があり、
戦後の日本のような状況がある。
(ある意味同じかも)
タイでは「ヤーバ」。カンボジアでは「アイス」、
フィリピンでは製造国と流通先を合わせて「チャイナシャブ」
という。
タイでの取り締まりはきつくなったが、いまでも売っています。
(比較的に安いので、日本人が仕入れたりする。
韓国の衣料を東大門で買って、日本で小売りするようなこと。
韓国行き航空機の切符代が激安の時に、仕入れに行く、おばはんがいる。
後藤組が日本航空筆頭株主の頃、収益はバンコク便などに積む、
レストラン用高級食材、株主優待券、また航空便で持ち帰る様々なもの。
トレンドは金塊密輸です。)
カンボジアではプノンペン市内で夜を中心に当たり前に売っている。
(ただ、日本人が買いに行けば即強盗に早変わり、
ミャンマーやカンボジアに単独旅行などしている若い人に
グラス(大麻)や薬愛好者が多い。)
こういうのは事実でありまして、おもしろく報道するテレビもある。
ミャンマーの高僧が薬を世界に運んでいたこともある。
日本では西小岩方面がミャンマーシャブの中心です。
1 日本の常識世界の非常識
マレーシアでは薬が蔓延しているから、発覚すると死刑。
英国人もオーストラリア人も例外でなく、日本人も例外でない。
それでも、飛行機に乗れるしホテルに泊まれるし、マイルはたまるから、
運び屋をやる日本人は後を絶たない。
中国あたりに行くのは行き詰まったヤクザが多い。
すこし英語のできるはしこいのはカンボジアあたりで仕入れているようです。
まあ、メコン川を下ってきて、タイ側にクスリを下すか
カンボジア側にするかですから供給はいくらでもある。
カンボジアには北朝鮮出稼ぎ労働者が多くて、
クスリは陸路を徒歩で運ばれてきたりする。
(ですからタイ・カンボジア国境付近で北朝鮮難民というのが
拘束されたり、田中義三@日本赤軍がカンボジアで逮捕されたりする)
カンボジアは悲惨そのものの内戦で政府の金に信用がない。
ですからいまでも米国ドルが通貨です。
田中義三は偽ドルで捕まりましたが、
北朝鮮製20ドルを米国製に交換していただけ。
世界革命を標榜するチンケな偽札使いでありました。
それも北朝鮮のパシリ。
八幡商事大村幹雄がタイで客死したとか。
高齢なので死んだ可能性は高い。
(椿康雄とそこが違うかも)
暴力団とつるんで会社喰い元祖で一世を風靡したけど、
双海通商浅井健二にTSK仲介料など踏み倒されて、
バンコクに逃げた形でしたが、何を思っていたでしょうか。
世界の犯罪者の間でシャブは製造運搬販売当たり前が国際常識。
そしてこの人たちの本業はマネロン、武器商売、人身売買です。
カンボジアでもカンボジア人対象の人身売買には厳しく対処している。
当たり前ですね。
日本人がシャブで惚けてもカンボジアの問題ではない。
金を落としてくれればそれでいいレベルです。
2 犯罪者は合理化の名人
でも結局、
つぶやくわけです。都合のいいこと。
その犯罪の理由の極致が宗教。
あまり書きたくないのですが、
(ジハードの対象になる)
イスラム教経典クルアンはアラビア語で書かれていて、
それはアラビア語で学び、読み、考えられないと神の意志に反する。
翻訳は許されない。
(翻訳時に誤訳が故意過失でなされるからです。)
たとえば、パキスタン人でクルアンを読める人がどれくらいか。
英語なら20%、ヒンディ語60%、字が読めない40%でしょう。
アラビア語は6歳でマドラサに抜擢された子だけが教えられる。
しかし、イスラム教徒にはすぐになれる。
信仰告白して、僧侶の言うことを聴けばいい。
そして、僧侶がイスラム国という、他国多宗教人への犯罪は
神の意志に合致すると教える。
それがイスラム国です。
いまは、首都を失いかけて、10万のイスラム教徒イラク人らしきものを
盾に、爆撃を防いでいる。
スリランカで、イスラム過激派を掃討するのに40年以上かけて、
最後にイスラム指導者は一般人を盾にした。
パキスタンのピンクイスラムも同じです。
こういう、宗教を理由にその国の法を無視するイスラム勢力には、
仏教界から原理主義が対抗して出てきて、
ミャンマーでは仏教原理主義が対イスラムの最先端に立っている。
これの報道は欧米マスコミ報道が中心なので、
人道人道というが、その問題の発端は植民地主義にあったわけで、
ミャンマーでは完全に無視されている。
(逆にイスラム教徒の弁護士でスー・チーの秘書がヤンゴン空港で殺されている)
ミャンマーでそういう抗争の痕跡を見れば心は痛むが、
語ることとはできない。
3 フィリピンの大統領がオバマを黒いウンコと呼ぶ理由
フィリピンでオバマ大統領はイスラム教徒であると信じられている。
かれの育ちから言って、わたしもイスラムが彼の原点と思う。
ドトルテ大統領が選挙に出たとき、マニラ市民では内戦になると予測していた。
理由は、フィリピン国家警察部隊がイスラム過激派掃討作戦で全滅したからです。
その全滅の理由は弾薬の供給遅れとか、おそまつなもの。
米軍の救出部隊は全滅後遺体を見ただけだった。
フィリピン国内は米国の都合で中国とは対抗しない。
オバマ大統領は民主主義を守れと号令する。
フィリピン人民は児童を守りたい。
Abu Sayyaf is only the Bandit without Philosophy.
And the weapon which is used by them is feeded by PNP.
The money is took from people by Abu Sayyaf and handed to Top of PNP.
IS国がイスラム過激派だとオバマ大統領は絶対に言わない。
IS国とはなにか。
「 only the Bandit without Philosophy.」
そこで、ロドリゴは言う。
白い家(white house)に住む、黒いウンコ野郎。
4 マニラでシャブ売人が1000人くらい殺された理由。
このとき、ドトルテ大統領は戦争を始めたわけです。
国民が支持してくれるか。
長屋のおばはんが、1000人殺してくれた。
警官がやるわけない。報復される。
そういうことを確認して、ミンダナオで掃討作戦を始めた。
ISかどうか誰が認定するのでしょう。
「 only the Bandit without Philosophy.」
でも対IS戦争を始めたのです。
ミンダナオの島々や孤立した町でやるから、
殲滅はできなくても、ベトナム化はしない。
ただ、フィリピン国軍は装備は貧弱でも、実戦は日常です。
銀行強盗と警察隊の撃ち合いを実況中継する。
そういうお国柄。
これからミンダナオの南側のマレーシアやブルネイは
恐ろしいでしょう。
ISを追いかけて、フィリピン国軍が数日コタキナバルを
占領するかも。(サンダカンあたりなら楽勝。)
マレーシア国軍は反撃するか。
でもどこを反撃するのか。
ミンダナオに反撃したら、イスラム教徒を攻撃することになる。
中東を見ても、USAの思惑どおりにゆかない。
ドトルテ大統領が戒厳令をしくと、人権侵害と
オウム返しに言う。
戦争は転がり始めたらとまらないです。
内戦がルソンやセブの利益になれば戦争は続く。
ボルネオあたりのイスラム教国が文句言えば、
なら、金を出してイスラム同胞を助けろと言い返される。
アセアン諸国はドトルテ大統領を注目せねばならない。
金東伯もきれいごと言っていたが
最後はシャブで生活していたわけです。
その実態は北朝鮮のパシリ。
猫も走狗になる世の中。
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