週刊Hサイト事件のホンチャン判決。

小さな事件だそうですが、傍聴人が来る裁判でありました。
(満席)。
そこにYジャーナリとニューヤクザは来ていなかった。
昨日、Fさんの判決があったわけです。
判決は執行猶予付きの判決。
これは予想できた範囲ですが、香典袋を考えてみると実刑もあり得た。
注目すべきは裁判官が判決理由を丁寧に読み上げたことです。
その中で、弁護側の法律論議に対して丁寧に応答していた。
中身については裁判されているわけで、被告人控訴なければ裁判所の判断が
正しいとされるでしょう。
こういうことが大事と思うのは、弁護人は事実という基本から、
法律構成を考えていて、この弁護はいい弁護と思うからです。
弁護人は、被告人の二つの罪名が不満だったでしょう。
これが一つであれば、弁護人主張通り、被告人Fはほう助犯であり、
主犯が執行猶予なら、Fも執行猶予ということになる。
事件の組み立てに単なる異議以上を唱えているとおもう。
これは、逆に言うと主犯Iはきちんと断罪されていないということを
F弁護人は言っているわけです。

1 共犯事件が分離され、Iだけが単独でさばかれ、執行猶予で終わった。
これは恐喝一罪だけで、Iが起訴され、500万を受け取ったということで、
Iの事件は既遂だったわけです。

S,N,Fは共犯事件として、最初の公判は三名全員がそろった。
こういう最初の全員集合が通常ですが、Iがいないということが不思議。
Iには恐喝未遂はなかったのかです。
Sは起訴事実を認諾した。
以下被告人は分離公判。
F被告人が得た金は20万円。(それが裁判での真実です。)
N被告人が得た金は50万以上。
(そのうち50万がFに、、、?。さらに言うと訴外Oに100とか、
これはわからないことです、、)
Yジャナリに10万円。
(最低ラインなのでしょう。金の趣旨がわかっていたら重大事件)
SさんやIが弁済した金の合計がよくわからない。

とまれ、各被告人に裁判官が格別に事実を聴いたので、
それも重要な証拠となった。

F被告人執行猶予は予測の範囲だったでしょうが、
裁判官が判決理由を読み上げた事実は重い。
わたくし的には良い弁護だったとしか言えない。

ホンチャン判決のトリが7月18日にある。

2 最近、話題の事件。

伊東・贈収賄事件|静岡新聞アットエス

伊東市前市長の収賄事件。
その一覧が記事になっている。
静岡新聞の良い記事です。
静岡は駿河湾汚染で県民が公害を嫌悪している。
その静岡で、伊東市長の収賄とメガソーラー反対運動があった。
県副知事の一人は伊東地域からでている。
政治的に厳しい状況でしょう。
佃市長の収賄は、見事に型にはまった手口で、
言い訳も泥縄にちかい。
私見によれば捜査はこれでおわったでしょう。
後は有権者がどう考えるかです。
県議会選挙が来年。
衆議院選挙は常在戦場。
知事選挙が33年。参議院が31年。
静岡のことは静岡県民が判断する。

3 ネット報道でささやかれる地面師事件とか。

Xデーちかし報道がネットでされている。
Xデーとは地面師逮捕ということでしょうか。
そういう警察情報をどこから得ているのでしょうか。
そのことがネット情報誌すごいことと思うわけです。
さて、逮捕するなら起訴できるかということで、
今の段階で逮捕しても、起訴できるかですし、
起訴して公判維持できるかです。
やはり事実の認知が第一。その事実を隠す奴が犯人です。

伊東市長の収賄事件は蛸壺で蛸を釣ったようなこと。
伊東にはダイビング教室もあるけど。
さて、東京で多くの地面師事件がありまして、
地面師事件と認知されていないものもある。

地面師は仕事師の一分野で、電通ワークス事件のようなことをする人もいる。
ある業界というのは狭くて、例えば産業廃棄物業界や太陽光発電業界は、
一つの案件が全国に情報として出回るものなのです。
そして、その事業可能性を判断できるものは極めて少ない。
同様に、都心の大型地上げは、事業主体を探すことから始めるようなことで、
ともかく鶏と卵の話の連続です。
こういう作業をできる人は能力的に希少で、同時に事業の性質上
ヤクザ屋さんもでてくるし、そういう対応ができる人は少ない。
地面師になる司法書士、弁護士などもいるし、
そういう背景には彼らの経済問題がある。
それでいながら、真珠宮ビルを地上げしてもらいたい人(企業)もいる。
つまり需要がある。需要があるから供給する。
ここで、
地上げ専業不動産屋さんが整理屋から事件師になりそして地面師へと
変貌してゆくわけです。
自覚ある人は、表に出なくなる。
見よう見まねでいきなり地権者を殺すものもいる。

最近は単純になって、
登記を渡して、金を受け取るという作業だけに専念している雰囲気になった。
登記は、変造印鑑証明に代表されるように、真の地権者の意思はない登記。
登記されていても結論的に無効登記です。
こういう取引はばれますから、ばれたときの用意をする。
そういう人柱に、経済的に行き詰まった地方の司法書士が利用されたりする。
中身のない権利を10億で売っても100億で売っても刑事事件的には同じ手間。
それなら、手間と暇と金銭コストかけるなら、300億で南青山三丁目
売ったほうががいいわけです。
経済法則です。
南青山物件も溶けている金を含めれば1000億の仕事でしょう。

そういう地面師事件をじっくり捜査したのが成城学園事件。
この事件で新橋4丁目事件もあぶり出てきたと思う。
逮捕されたメンツを見るとそう考えざるを得ない。

大型地上げの陰に政治家有。それは金が必要だからです。
地上屋も寄り付かない人もいる。
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地上屋、事件師をスタッフにするヤンキー政治家もいる。

しかし、多くは計画的に行う政治家がほとんど。

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そういうのが、抗争などで、一方からチンコロされて事件になったりする。

4 第4の権力マスコミと政治の間で抗争がでてきた。
これは日本の民主主義に良い傾向です。
朝日新聞の世論操作がファシズムを生むということがわかってきた。
これは戦前からそうだったのであります。
岸内閣さえ倒閣した。
安倍政権倒閣運動がうまくゆくかどうか。
これが日本民主主義の試練です。
地面師犯罪をメンドクても犯罪として扱おうということが進歩です。
みずほ銀行行員詐欺事件ですが、銀行本体の使用者責任は
要件事実が出てこないから事件にならない。
それはT弁護士のような優秀弁護士は知っていたでしょう。
神戸製鋼ブンブン問題が取り上げられようとしている。
これはある意味、みずほ銀行(第一勧業銀行)問題でもある。
最近の特捜は歴史認識と抑制的刑事権力行使理解が優れている。

やはり日本は演歌の心です。
「浮世舞台の花道は表もあれば裏もある」
「そこには、まってる人もいる」
都はるみがでてこないですね。
浪速恋時雨ですな~.

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