カミンスカスさん、そろそろ検事拘留満期。

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カルロス・ゴーンが金商法で逮捕されると、
形式犯で逮捕はおかしいとか、特別背任は立証できないとか、
騒ぎ立てる、「辞め検弁護士」とかその他大勢がいる。
弁護人とか共犯者ケリーの姐さんが言い募るのはわかる。
だがフランス第6共和国、アラブ各国まで無罪だ無実だというのは、
かえって疑惑が深まるわけです。
いまは、裁判が始まるまでゴーンは東京拘置所でとりあえず安全。
そしてケリーは入管拘置所の近くに居住を指定されそこにいる。
金商法違反事実に、両者いかなる認否をするかです。
日産という会社が帳簿不実記載を認めたら、
ケリーが否認するのなら、帳簿をいじるように命じていないというしかない。
そして、ゴーンはすでに趣旨で争っている雰囲気。
金商法の形式違反は認めるかも。
それだと、懲役10年最高刑だから、たんなる形式で済まないのが通常。
ここで、情が悪いと、ケリーも実刑。
姐さんが、ヨウツベで、無実だ、嵌められたというのが、藪蛇かも。

ゴーンは特別背任でも長期の裁判になる。
併合されたら、懲役5年以上。

第6共和国は守ってくれるか。

1 カミンスカスさんは、今月末あたりが拘留満期。
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ここでカミンスカスさん、積水ハウス海喜館事件で詐欺主犯として、
すんなり起訴されるでしょうか。
弁護人が通常の世情通なら、メンドイから認めて、10年行ってきたほうがいいと
アドバイスする。
そのときは、道連れは少なくとアドバイスする。
それが出てきたときに生きる助けになる。
これが業界の掟というか、生き様です。
「オメルタの誓い」でしょうか。

さて、報道がなく彼が何を供述しているかわかりませんが、
(いままでたくさんリークがあったのですが、)
どうやら否認しているらしい。

地面師、地面師と報道されていますが、
彼の居住地含めて、作り話的なものが多い。
(真偽不明)
カミンスカスさんが地面師なら地面師は簡単な仕事。

2 カミンスカスさんが事件の主犯という根拠。
この報道の一部を引用しますが、
カミンスカスさんは弁護士の立ち合いもしていたとか。

捜査関係者や訴訟記録などによると、地面師グループは積水ハウスと契約を交わす前の昨年4月上旬、
都内の公証役場で公証人に対し偽造パスポートなどを示して、
羽毛田正美容疑者(63)=同容疑などで逮捕=が地主本人だと認める公正証書を不正に取得した。
グループはこの証書を同社との交渉の場で提示して、
羽毛田容疑者を本物の地主だと信用させていたという。
 5月中旬には、カミンスカス容疑者らが同社社員らと共に、
問題の土地に建つ旅館を1時間ほど内覧。
この際、本物の弁護士が羽毛田容疑者の代理人として立ち会い、施設裏口の鍵を持ってきたという。
同容疑者自身は同席しておらず、捜査2課は、
周辺住民に本物の地主ではないことを見破られるのを恐れたためとみている。

読売新聞は19日付で「地面師詐欺、交渉に弁護士同席…信用させる狙い」として、以下の記事を配信した。
大手住宅メーカー「積水ハウス」が東京都品川区の土地取引で
約55億円の詐欺被害に遭った事件で、地面師グループが、
交渉の場に複数の弁護士を同席させていたことが捜査関係者などへの取材でわかった。
弁護士は地面師だと知らなかったという。警視庁は、交渉相手を信用させるためだったとみている。

上記弁護士立ち合いで、ホテルのカメラにカミンスカスが撮られていたそうです。
ある意味その程度で主犯です。

3 なりすましが公証人の面前で本人であると自認する。あるいは弁護士の前で本人と自認する。
こういう事実があれば、不動産屋なら疑うのが当然です。
これらの行為はむしろ露見後の準備であります。
不動産屋を信じさせるためという筋書きで捜査したら嵌められる。
(間違いない。間違いないんですよ~~~~~~)
これらの行為は、カミンスカスに思い込みがあったと予想できる。
つまりです、
一つにこういう法律専門家の前で、羽毛田が海老沢と自認したから、
自分(カミンスカス)は本物の海老沢と信じた。
こういう弁明ができる。
そうして、この取引が民事裁判になると、公証人の前の陳述は事実である推定が働く。
ここが詐欺事件師の経験でしょう。
この人は常習的仕事師です。

4 民事訴訟になることは予測していた。そして本登記ができると予測していた。

本登記ができれば、訴訟に持ち込み和解もできる。
こういう目算くらい立てる。
不動産屋とはそれくらい当たり前。

① 本件登記は所有権移転請求権仮登記はなされた。
② 連件であったと思う、仮登記の移転も登記はできた。
③ 本登記はダメ。
まず、ともかく代金を積水は払った。
その大前提は本登記できるという思いがあった。
55億は出さないです。登記に不安あれば。

ここで、登記の基本構造を再度書きます
ア 共同申請主義 (委任状)イ 意思確認 (義務者委任状、印鑑証明)
ウ 権利書(本人確認)
この三つが大事で、
共同申請主義の元、利害関係ない書士が立ち会う。これが最重要です。
そして印鑑証明義務者委任状、さらに本人確認の権利書。
ここで、印鑑証明も権利書も偽造変造があり得る。
司法書士の真の意味の立ち合いは総合的なもので、
ここで偽者偽物は見破られる。
通常これだけの物件の取引は、通常の司法書士であるなら
近所の聞き込み位する。
この取引は、「うちの」司法書士とか「うちの」弁護士とか使っているらしい。
そういう飼い犬では泥棒は噛めない。

5 詳説。
仮登記 海老沢→IKUTAでありますが、
印鑑証明は変造であっても
これは形式的審査主義下で登記はされる。
偽造印鑑であるなら、見破れば登記はしない。

次に
IKUTA→積水の仮登記の移転。
これは印鑑証明はIKUTAの印鑑証明だから登記はされる。

上記に権利書が必要ないということに気づいてもらいたい。

積水ハウスへの本登記には、海老澤の印鑑証明と委任状と権利書が必要。
印鑑証明委任状は偽造変造かもしれないが、登記所が見逃すことはある。
(それくらい最近の偽造は精密です。制度に限界がある。)
権利書、これが最後の砦。
この偽造をする業者も数人いますが、この場合はむつかしかったと思う。
登記所は異常を感知して、権利書の偽造を指摘したか、
あるいは権利書代わりの書士、弁護士、公証人の本人確認に疑問を持ち
登記所が公証役場などに問い合わせたかもしれない。
登記所に指導される公証人役場は本人の写真位撮るように指導されている。
(遺言の場合はそういう実務指導がある。公証人は登記所の管理下にある。)

虚偽登記は防いだ。仮登記に本登記の効力ない。
まあ、真の所有者が勝訴する。


6 カミンカスさんは、用意していた弁解弁明を続けているはず。
ですから、ここあたりをしっかり動機までカミンスカス経験則行動原理を前提に
考えないと、詐欺の主犯は自白なければ無理と思う。
自白は法廷で否定され、客観状況と比較されると、無理が露呈する。
やはり云十憶の金がどこに行ったか。
ゴーンと同じです。

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