川崎大資氏(塩田大介氏)の事件。その1.

川崎大資氏は現在起訴されているようだ。
WINカンパニーという会社で行政補助金を12億円ほど受けたらしい。
そのうち7億については、私的理解によると既遂となり資金は使途不明らしい。
WINカンパニーは九州にあり(http://www.wincompany.jp/about.html
代表者は川崎大資氏。この人が、結果的に塩田大介氏だったわけだ。
福岡に会社を作り、そこで企業主導型託児事業をやるという川崎氏はよそ者である。
福岡という土地柄で
よそ者が事業展開するのは相当な努力と技術と人間力が必要である。
九州は技術のない地域でなく、また人材もたくさんいる。歴史もある。
芸能界では福岡(九州)出身者はタレントとして訓練を受けた人として多数いて、
その意欲と努力はすごいものがある。
川崎氏は東京で麻布迎賓館という建物を作り、一世を風靡した人である。
不動産業者(ABCホーム)としてセントレクス市場で上場直前でもあった。
私もマカオでインタビューさせていただいたが、
マンション販売の要点をしっかりつかんでいて、事業家としての才覚はあった。
脱税で捜査されて、マカオに長期滞在していたが、
彼は観光事業に意欲を示していた。カジノです。
たしかにカジノという事業を行うには適材だったかもしれない。
東京に出てきて、
ワンルーム業界のAメインランドのS氏の運転手になったわけであり、
この業界では出色の人物である。
(この業界でオーナーの運転手は単なる運転担当ではない。)
ABCホームを立ち上げ短期間で売り上げを作り(そういう決算を行い)
上場基準に到達させた人物である。
物件の仕入れや販売そして資金付けに才覚を発揮した。
類似の業者人物にK和建物のEさんがいる。
ここで、大京の営業マン出身の不動産事業家群がいて、それらは、
きわめて優秀な不動産営業マンであります。
しかし、その業態は日本の高度成長とかに依存していた部分があって、
環境の変化に弱い。
大京の前に、大蔵屋があり、大体が負債4000億くらいでつぶれる。
K和建物も、マンハッタンインベストメントも、ある意味同じで、
銀行の住宅ローンがなければ成立しないし、
また住宅ローンを売るための業種です。
スルガ銀行カボチャの馬車事件は起きるべきして起きたのですが、
最終的にはカボチャとされたのは銀行です。
銀行決算を作るために営業が存在している。
だがしかし、塩田大介氏にあやかろうと多くの人物が蝟集したように、
この業界には外資を含めて多くの人物企業が寄り付いた。
その代表がリーマンブラザースでしょう。
リーマンはサブプライムローン証券を作り全世界で販売した。
そのサブプライム証券の大元の仕組みは住宅ローンでして、
日本でもリベルタス住宅ローンというのがありまして、
住宅ローンを売っていた。ここで住宅ローンは居住用不動産担保であり、
これは銀行経理では、
収益を生むまた銀行の準備金を積み増す必要のない商品です。
(まあこうされている)
アメリカの住宅を、通常アメリカの銀行が貸さない人に住宅ローンを
提供して建設して売るというビジネスをしたのがリーマンブラザースです。
リーマンブラザースはその事業資金を全世界の証券金融市場で調達した。
その道具がサブプライム証券です。これは債権証書で弁済なければ紙切れです。
リーマンの信用で証券という紙切れを売る。買うものもいる。
裏付けは住宅ローンです。
だがリーマンの住宅ローン証券はアメリカの田舎不動産に対するローンとか、
日本のリベルタスという住宅ローン金融会社もどきの債権を分割して
組み合わせ売っていた。
その博打的金融の胴元クラスがドイツ銀行です。
そして日本では野村証券。
ですから、リーマンブラザースの後継会社連邦財務省は、
ドイツ銀行と野村証券に制裁金を科した。
(これは報道されている。)

ドイツ銀行がアメリカの住宅不動産を競売にかけた。
連邦裁判所はサブプライム証券のなかみの債権を問題にして、
競売はさせなかった。
ドイツ銀行発の金融危機が取りざたされますが、
その背景はCDSという仕組みばかりでなく、
元々がリーマンブラザース証券を利用しまくった金融屋にあります。
その一部が南青山三丁目で出てくるPAGであります。
TSKビルにもリーマン資金が出ている。
ですから、連邦財務省の権利があるかもしれない。


1 リーマンブラザースで儲けたけど、含み損もでかい。
こういう事業者は損を回復させるためさらにでかい地上げをする。
南青山、東田、、、、、、、
リーマンブラザースは倒産したといわれているが、
実は存続しています。
リーマンは連邦破産法チャプター11の適用を受けた。
このリーマンブラザースはいわば会社更生法の適用を受けた会社です。
経営者は連邦財務省。
連邦財務省はリーマンの債権回収をしています。
ですから、債権回収ができるなら、連邦政府の力でやります。
銀行なぞ、
バンコデルタマカオの例にあるように連邦政府レター一つで倒産させられる。

2 塩田大介氏とマイクは兄弟、、、
  そしてK和建物の営業部長はマイクさんだったのか。
  さらに報道によれば、サイパンの大学で学んでいた塩田さんがいて、
  K和のE社長もサイパンで捕まる。

50過ぎの東京者が福岡で事業を開始したら、
金はあると見せねばならない。ないならあるように見せかける。
ですから、ピンクのキャデラックが必要なんであります。
それがBMWならやすいもの。
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塩田大介氏は麻布で実際に託児所をやっている。
その事業を守るためには、不動産は確保しないといけない。

いま、西麻布登記を見ると、
競売妨害は建物作るときから企図されていたともいえる。
つまり、事業資金建築資金を出した銀行若しくはノンバンクにポンコツかける
最初の仕組みがある。
競売は必須なのです。途中で競売妨害もしたでしょうが些細なこと。

塩田大介さんと脱税で逮捕されたひとに小山操がいる。カミンスカス操です。
ABCホームが名古屋セントレクスで上場できていれば、
脱税事件もないし、競売妨害もない。
理由は金が回るからです。違法に金を回させないのが検察であり、
ともかく連邦政府です。
ここにコンフリクトが起きる。

塩田大介事件は
福岡では川崎大資事件です。
福岡は用心深い。ですから、
こういう準備をするわけです。主犯と従属的共犯が逆転されかねない。
東京で行った事件塩田大介事件の詐取金は行方不明。
どこか行ったのです。そのうち見つかるでしょう。

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