会社役員らを逮捕

会社の確定申告書を偽造し、２３００万円あまりの還付を受けようとしたとして消費税法違反などの疑いで下関市の会社役員らが逮捕された。 消費税法違反などの疑いで逮捕されたのは、建設業の管理業務を行う下関市のサスケホールディングス代表取締役、奥平陸容疑者３５歳と、元税理士の八塩実己容疑者６３歳の２人。山口地方検察庁によると、２人は共謀し、おととし９月、２０１７年度の会社の確定申告書を提出する際に会社の売り上げの一部を除外したり、架空の仕入れを計上するなどして虚偽の申告をし、消費税や地方消費税について２３００万円あまりの還付を受けようとした疑い。山口地方検察庁は２９日、広島国税局と合同で強制捜査に着手し２人を逮捕。関係各所の捜索差し押さえを行ったが、２人の認否については捜査の中身に関わることとして明らかにしていない。