平成28年(ネ)第316号損害賠償請求控訴事件
控訴人 〇✖▽ 世田谷区玉川03
被控訴人 株式会社みずほ銀行
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陳述書
平成28年6月3日
東京高等裁判所 御中
住所 東京都練馬区向山1-9
氏名 及川幹雄(印)
※住所、名前は本人手書きで署名、捺印
私は、私の刑事(詐欺)事件において、
第1審及び控訴審において実刑判決を受けましたが、保釈を認められ、
現在、最高裁判所に対し、主として量刑不当を理由に上告しております。
以下、みずほ銀行からの私に対する本件調査の経緯を中心に陳述いたします。
第1 前提として以下の1ないし3の事案について、予め申し上げます。
1 私と 〇✖▽ との関係
(1)私は、 〇✖▽ 氏に初めてあっのは平成23年5月20日、
面談場所はみずほ銀行本店2階の銀行応接室です。
櫻橋厚氏を介して紹介されました。
(2)私は、平成23年5月25日から同24年6月30日までの間に、
〇✖▽ 氏より投資目的で搾取した金員(金2億1500万円)から
配当目的で戻した金額(金7290万円)を差し引くと、
〇✖▽ 氏には実質的に金1億4210万円の損害を生じさせ、
一部金160万円の被害弁償をしました。
2 私と株式会社ぎょうせい及び本間美邦氏との関係
(1)私は、平成15年3月、みずほ銀行銀座外堀通支店の服店長になりました。
だが、法律関係の老舗出版社である(株)ぎょうせいは、
この銀座外堀通支店の取引先であり、
私は、会社の内部事情などを知り得る立場にありました。
(2)当時(株)ぎょうせいにはオーナーの不祥事問題があり、
オーナー交代・株式の売却・エムアンドエー問題に直面しており、
一方、私は、日本の法律出版社の買収を目的としているアメリカの日本法人を知っておりました。
(3)私は、(株)ぎょうせいオーナー藤澤玄雄の税務顧問であり、
みずほ銀行の顧問税理士でもある本間美邦先生に話を通して、
平成16年2月頃から平成17年9月頃まで約1年6か月を掛けて、
ぎょうせい株式の買収を骨子とする企業買収システムを構築、
実務経験のある西崎泉氏を推薦し、同氏とともにこの仕事をしました。
(4)平成17年5月、
私は、みずほ銀行東陽町支店長になりましたが、この企業買収は私のシステムに沿って順調に進み、
平成17年9月、MBO(マネジメントバイアウト)という方法で完結しました
(その段階でのぎょうせい株式取得会社は(株)みずほ)キャピタルの協力があり出来上がったMBOであります。
(5)この仕事は、本間先生が「みずほ銀行本体に悪影響があってはならない」という意志で水面下で進行しましたが、(株)みずほキャピタルの協力があり出来上がったMBOであります。
(6)この仕事の完成により、
私には、本間先生が取得される多額の報酬の20%相当額が約束され、
期待しておりました。
しかしながら、私は、一人の行員として表立って報酬請求できない立場にあり、
本間先生より
「君は最大の功労者である。しかし現役行員なので今は報酬を渡せない。然るべきときに渡す。心配するな。」
との約束で、報酬支払いが先送りとなりました。
3 私が詐欺犯罪にかかわった経緯
(1)平成16年当時、
私には多額の債務(住宅ローン・借入金等合計4400万円)があり、
平成17年10月、期待した報酬の支払いがなく債務整理ができず、
その後3年程、借入金返済のため無理な借り入れをして借金が増え、
時にはウソを言って投資名目で金を調達したこともありました。
(2)平成20年3月、私は、本店審査役に就任しました。
そのころの私は、ぎょうせい案件をモデルにして投資システムを図面にし、
比較的おだやかなお客を相手に、
ウソの投資・配当・元本返済の話をしてお金を集めるようになっていました。
(3)平成22年4月頃には、私の嘘の投資話に、
ブローカー、事件屋、ブラックジャーナリストなどが近づき、
彼らは、投資家(被害者)の紹介、仲介料・報酬のゆすりたかりなど、
私を巧妙に執拗に追い込んできました。
(4)そのトラブルを表面化させないため、
ブローカー、事件屋、ブラックジャーナリストらに対し、その都度一時金が必要になり、
その一時金を被害者からだまし取るという悪循環が始まりました。
第2 みずほ銀行の私に対する調査の経緯
1 銀行に私の不正行為が告発され、ヒアリング(事情聴取)された経緯
(1)平成22年8月28日ころ、
高尾昌司と名乗るブラックジャーナリストから私に電話がありました。
私は、当時本店第二部で審査役をしておりましたが、
そのときに離席しており、
デスクに部下のメモ(高尾の名前と折り返し電話の要求メモ)が残されていました。
(2)私は、折り返しの電話をせず、
不正勧誘投資行為の発覚を恐れ、すぐ土井淑雄に相談しました。
土井氏は高尾を調査し、高尾が「私の兼業等の不正疑惑」の件で
銀行広報部宛に取材申し込みをしたことを知りました。
(3)その後高尾は、
(株)ぎょうせいと本間美邦銀行顧問税理士の名前を出し
「不正を公表されたくなければマスコミ対策費500万円を払え。」と脅してきました。
(4)私は、土井氏と本間吉(つよし)氏を通じて高尾側に示談金を支払いました。
そこで高尾との問題は水面下で処理できた(問題が大きくならない)と思いました。
(5)平成22年9月中旬、私は、
銀行のコンプライアンス部門執行役員新田さん及びコンプライアンス統括部長大谷さんから呼び出しを受けました。
ヒアリングの内容は、高尾昌司の件です。
ア 高尾の電話から1か月経過していますし、
コンプライアンス部門では密かに私の身辺調査をしていたと感じました。
イ この当時、私は不正な資金調達(詐欺)行為を継続しており、
バレてはまずいと思い、必死に「全く心当りはありません。」と否定しました。
ウ また私の部下が不審な電話を取次ぎメモしていいますので、部下からの通報も心配でした。
エ 銀行研修において、行員は、
不審な出来事があれば上司及びコンプライアンスホットラインで通報することされていました。
オ ヒアリングは1時間程度で終了しました。
また「高尾は芳しくない方面の人物なので銀行からは接触しない。」
という銀行の方針を聞きました。
2 その後の私に対する「ゆすりたかり行為」について
(1)平成22年秋、高尾のほか同様の事件屋が私に電話を掛けて来ました。
情報を持っていると判断できる人間には、その都度金で処理しました。
(2)銀行側に漏れたのではないかと感ずることもありましたが、
勤務の現場では、私は、比較的静かにしていましたのでヒアリングはありません。
(3)平成23年に入り、櫻橋厚氏から金を持っている医者を紹介する、
と言ってきました。それが 〇✖▽ 氏で、5月、6月で1億の投資を得ました。
3 「いかり」と名乗る人物からの告発
(1)平成23年6月22日「いかり」と名乗る人物から銀行に電話があり、
取材の申入れがありました。私は断りました。
(2)平成23年7月1日、私のデスクにファックス通信による怪文書がきました。
私の部下は、私に「審査役、変なファックスがきてましすよ。」言って、その文書を手渡してくれました。
(3)そのファックスには私の不正疑惑が少なくとも5項にわたり記述されていましたので、
不審な怪文書であることは明白でした。
(4)いかりなる人物は、東洋経済新報社とかそれと同じとうな名前でたかりをする事件屋であり、
本件についても水面下で処理しました。
(5)本件については銀行からヒアリングはなかったのですが、
内部調査が継続していたことは、平成23年8月になって知りました。
4 直属の上司からのヒアリング
(1)平成23年8月、「審査役が支店の顧客と直接会った」ということが問題となり、
審査第2部田口部長と加藤副部長からヒアリングを受けました。
(2)私は、問題のある融資斡旋にかかわっているという疑いの目から、
私の投資詐欺が発覚するのではないかと恐れました。
私は一生懸命弁明し、その場ではお咎めはありませんでした。
5 平成23年秋の重松部長とのやりとり
(1)平成23年秋、審査第二部のもと上司であった
企業審査第三部の重松部長から部長室に呼び出しを受けました。
(2)厳重注意でした。
「及川、お前は大事な時期なのだから周囲に不審と思われる行動を慎め。
富安審査担当常務も心配している。営業部門ではあいお前が封筒を持って外出するなど、
見る人がみたら不審に思う。1年前、コンプライアンス部からヒアリングを受けただろう。
そのことも自分は聞いている。何もないと思うが、自身の行動には注意しろ。」と叱責を受けました。
(3)私は、銀行上層部では、
複数の人が私の疑惑と認識しているということを知りました。
私が、銀行から出入するとき何を持って出入したが、についてまで注意を受けましたので、
何らかの監視を受けていたことを新式しました。
投資金の勧誘行為は、わからないとうに継続していましたが、バレたかな、と思いました。
6 内容証明郵便による通知書の送付と取材申し込み
(1)平成23年12月、国際新聞社、週刊報道特集、週刊文春などから
本間美邦先生に対し取材の申し込みがありました。銀行にも通じていました。
(2)当時、私は、関連株式会社オリエントコーポレーションに出向中でした。
出向を命ぜられた段階で、審査部留守中の私に調査があると思いました。
私は痕跡を残さないように注意して出向しました。
(3)しかし、その時期を同じくして、私の銀行のデスク(審査第二部宛)に
配達証明付きの告発文書(国際新聞社)が届いたり、
銀行広報部宛に取材申込み(週刊文春中西昭彦記者)がありますと、私としては対応せざるを得ず、そのとき佐藤昇(週刊報道サイト主幹)や大津洋三郎からはマスコミ対策をすると持ち掛けられました。
その人間関係は、互いにマッチポンプのような役割で動いていました。銀行にはバレていたと思います。
7 平成24年2月のヒアリング
(1)平成24年2月下旬、銀行コンプライアンス部門執行役員大谷さん、部長と副部長、及び担当者の高野さんが、私を呼び出し「資金調達」のことで取材申込みが来ているが、心当たりはないか、と説明を求められました。
(2)その際、本間税理士の話も出ました。
銀行は本間税理士あkらも事情聴取しており、
本間先生は、私には「コンプライアンス違反行為の疑惑がある」と指摘されていたと説明を受けました。
(3)私は「事実無根」であると釈明しました。大谷さんや同席していたコンプライアンス部門の人は冷たく対応していましたので、全く信用されていないと感じました。
8 人事部付けとなったこと
(1)平成24年3月24日、私は、オリコ出向を解かれ銀行の人事部付となりました。
その際、コンプライアンス部より私に対し、疑惑のある資金調達行為の
「事実解明調査協力」を命じられました。
(2)この人事異動は異例であり、銀行側は私を完全に疑っていました。
(3)その後担当高野氏と人事部の応援により、
私に対し、毎日午前と午後2回それぞれ2時間以上にわたり、
調査資料に基づいて、疑惑事実の確認と聴き取りがありました。
(4)この調査は、私の銀行口座の過去10年間の解析に至まで、かなり執拗でした。
私は、ただひたすら言葉巧みに言い逃れをしました。
投資詐欺を想定した質問もいくつか受けております。
私も、その場合に備えて投資詐欺については現金取引をしていましたので、
発覚しても否定するように準備していました。
(5)担当者レベルでは、疑惑が確信になるような場面もありましたが、
私はただひたすら否認し、
調査を矛先を別に向けるため、自ら用意した軽微なコンプライアンス違反を自白しました。
(6)この実質的な調査は平成24年3月に始まり、
当初は限りなく黒であったところ、5月ころには白くなったと感じました。
(7)調査後、平成24年7月上旬まで再度人事部付けとなりました。
私は、そのころには懲戒解雇を覚悟していました。
9 調査期間中の処遇について
(1)この調査の期間中、私の身柄の扱いは非常に緩やかでした。
(2)通常、行員がコンプライアンス部門から違法行為を疑われ調査の対象になったときには、
銀行の研修施設に軟禁され取り調べられることが多いのです。
(3)私の場合は、コンプライアンス部門との面談以外の仕事はなく、
行内施設の応接室の利用もメールや電話なども自由に利用でき、外出もできました。
(4)私は、その当時、ゆすりたかりグループにも、被害者にも対応を迫られており、
多額の金が必要でした。私は、被害者から騙し取った金をゆすりたかりグループにとられていました。
(5)この調査期間中も、私は、本件の違法行為を繰り返していましたが、
銀行の私の身辺に対する処遇は、本当にゆるやかでした。
(6)私は、〇✖▽から平成24年5月11日(金)に金3000万円、
同年6月30日に金500万円を投資目的で受け取り、違法に消費しました。
10 その後の処遇
(1)調査協力期間後も、私は人事部で待機し、
平成24年7月上旬、事務企画部に配属になり疑惑が「白」になったと思いました。
毎日出勤しました。
(2)その1か月、私は、ゆすりたかりグループにも被害者にも対応を迫られ、
身の危険を感じ出勤どころではなくなっていました。
一方、出勤すれば銀行で再度の調査を受け軟禁されると同じ、出勤しなくなりました。
(3)平成24年9月12日、懲戒解雇の通知を受けました。
(4)その後、平成25年6月ころまでは、
銀行担当者から電話があればそれに応じて電話で応答しておりました。
以上
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告白に迫力がある。
矢野睦会会長の告白は頼まれて死体を捨てさせたということが中心です。
迫力はそれなりにある。
その結果伊勢原死体なき殺人地上げが表沙汰になった。
この伊勢原駅前地上げは土地所有者が建物所有者にたいして建物収去明渡訴訟をしていたようです。
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ワールドートシは裁判所で倒産した会社のマンション居住者に訴訟を仕掛けるので有名な業者です。
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伊勢原建物物件の甲区14番所有権登記名義人(共有)は株式会社ビーキューブです。
株式会社ビーキューブ法人登記簿(全部事項)2016071197375421.PDF
代表者は現在、李仁秀。
株式会社ビーキューブ法人登記簿(全部事項)2016071197386261 (1).PDF
こちらがオリジナル。
そして、株式会社ビーキューブ本店所在地の大家さんは誰か。
港区南青山4丁目377-2不動産登記(土地全部事項)2016071299475993.PDF
有限会社マフネです。すなわち小野塚清さんです。
有限会社マフネ法人登記簿(全部事項)2013121323351563.pdf
有限会社マフネ法人登記簿(全部事項)2013121323353021.pdf
1 反省と総括?
ア 伊勢原駅前地上の地権者が死体で出てきた。
新橋4丁目の地権者が失踪。
イ 双方の物件に平和恒産仲田が登場して、仲田は李仁秀と信託受益の関係。
ウ 李仁秀の会社の大家さんはマフネで小野塚清さん。
エ 小野塚さんと李さんと天才司法書士の関係性も周知。
オ 天才司法書士は訴訟で凄い証拠を出す。
カ 伊勢原地上げ訴訟でも凄い証拠が出る。
キ NTTデータに新橋4丁目物件を仲介したのは誰。仕事の出来る人でしょう。
港区南青山4丁目377-2不動産登記(土地全部事項)2016071299475993.PDF
このマフネ物件には京都の税金差し押さえが入っている。
小野塚さんは京都でも経済行為をしているんですね。
これは偶然でしょうか、必然でしょうか。経験則上どうなんでしょうか。
2 矢野睦会会長告白で困るのは誰でしょうか。
どうしてそうなるのか、、、、
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